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パートナー&アフィリエイトマーケティングに関する調査:パートナーシップの現状と今後 1/4

Posted by Jim Nichols on Jul 16, 2018, 6:59:10 PM
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インターネットの誕生以来、パートナーマーケティングとアフィリエイトマーケティングの業界は大きな成長を続けてきました。この両者は、「利益の出るニッチ」なマーケティング戦術のカテゴリーおよびサブカテゴリーだったのが、わずか数年で主流にまで上り詰めました。パートナーマーケティングがニッチなビジネス向けではなく、多くの業種で企業の収益促進に欠かせない力となっているのは明白であり、マーケティングミックスにおける役割は極めて重要です。

弊社が今回、パートナーマーケティングに関する大規模調査をグローバルに実施したのは、この成長の主な要因が何であるかを理解し、マーケティングやセールス、ビジネス開発に携わるリーダーたちがパートナーマーケティングをどのように見ているのかを、しっかりと把握するためです。パートナーマーケティング分野の規模や成長といった実績の調査に加え、業界で提供されている製品やサービスについての意見も求めました。

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調査目的
今回のパートナーマーケティングおよびアフィリエイトマーケティングに関する調査は、これらの領域の規模、成長の動向、およびマーケティングミックスにおける役割を理解し、パートナーマーケティングという成長チャネルをビジネスリーダーの上層部がどのように見ているかを把握するのが目的です。


調査方法
さまざまな業種で活躍するビジネスリーダーを対象として、WBR Research社がインターネットおよび電話で調査を実施しました。回答者は、パートナープログラムやアフィリエイトプログラムを自身で扱う活発なアフィエイトマーケターを一部に含みますが、アフィリエイトマーケティングプログラムだけでなく、はるかに広い範囲について責任を持つ組織の上位役職者が大多数です。

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回答者

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以下の主要4地域より、それぞれ約300件の回答を回収しました。
        EMEA (
回答数 301)
       
北米 (回答数 301)
       
オーストラリア/ニュージーランド (回答数 298)
       
アジア (回答数 300)

業種別では、以下の主要業種でそれぞれ約400件の回答となっています。
        
リテール/Eコマース (400)
       
トラベル (401)
       
金融サービス (399)


回答者の大部分は、企業のマーケティング責任者および上位のマーケターです。内訳は、82%がディレクター以上、40%がシニアディレクター以上の役職者です。

大手企業を中心に調査
対象者としては、主に大手企業の責任者からインサイトを収集しました。回答者の72%は、年間売上が5億ドルを上回る企業の所属です。また、回答者の38%は、年間売上が20億ドルを上回る企業の所属です。さらに、24%は年間売上が50億ドルを上回る企業の所属です。

調査結果の概要
本日以降のブログ記事にて、今回の調査結果の詳細をミニシリーズでお届けいたします。今回は、以下に概要をまとめます。

パートナーシップはパフォーマンスマーケティングにおいて重要な位置を占めており、成長を続けています。売上に対する貢献度は大きく、ビジネスリーダーたちも多額の予算を投入しています。今やパートナー/アフィリエイトマーケティングプログラムで売上の5分の1以上を実現している企業が大半です。つまり、極めて効率的なこのビジネスチャネルが、さまざまなマーケティング施策に欠かせないことは明らかです。
ほぼすべての企業が何からの形でパフォーマンスベースのパートナーシップまたはアフィリエイトマーケティングを活用し、高い優先順位をつけています。パートナーシップのマネジメントや用語については、まだ完全にかたまっていない状態のようです。マネジメント体系やツール、それに定義すら、これと言ったお決まりのものが業界に存在していません。とはいえ、ビジネスリーダーたちのパートナーシップに対する期待や関心は高いものがあります。


調査の結果明らかになった点として、重要なポイントは以下のとおりです。

  • 多くの企業にとって、パートナーシップおよびアフィリエイトマーケティングがマーケティング戦略における不可欠な要素となっていることが判明しました。実際、パートナーシップおよびアフィリエイトが長期的な成功の鍵となる要素だと考える企業が多数です。

  • 調査対象企業のほぼすべてが、すでにインターネットでマーケティングパートナーシップやアフィリエイトプログラムを活用しています。また、まだ使っていない少数の企業も、今後12か月以内に活用開始を予定しています。

  • 企業の多くが、収益の拡大にパートナーシップが重要な役割を果たしていると答えています。パートナーシップによる収益が全社収益の20%以上を占めると答えた企業が、全回答の半数以上(54%)にのぼりました。

  • 多数の企業がパートナーシップの優先順位は高いと答えています。パートナーシップおよびアフィリエイトマーケティングキャンペーンの優先順位が高いまたは非常に高いと答えた企業は、全体の74%でした。今年のパートナーシップ予算を昨年より減らすとした企業は5%にとどまっています。

  • 回答者の半数以上が、パートナーシップによる今年の顧客獲得および売上は昨年より増えていると答えています。パートナーシップによる売上が減ると答えた回答者は、わずか1%でした。

  • マーケティングリーダーが最優先課題として挙げたのは、パートナーを増やすこと(27%)や既存パートナーとの関係強化(23%)で、この2つがパートナーチャネル強化の主要戦略となっています。

  • パートナーシップは、潜在的な成長を促すための主力チャネルと見られています。回答者の実に69%がパートナーチャネルでもっと売上を増やせると考えており、24%は大幅な売上増も可能と考えています。報酬をベースとするパフォーマンスマーケティング業界にとって、これは大変よいことです。

  • 有力企業の多くは、何千もの潜在パートナーと提携するよりも、大手パートナーとの協力を重視しています。50~99社のパートナーと提携する企業が最も多く(34%)、パートナー数が100社未満の企業が67%を占めています。1,000社以上のパートナーと提携している企業は、わずか2%でした。

  • 大きな収益をもたらす「新興」パートナーシップチャネルとして多数の企業が挙げたのは、大手メディア企業(26%)、インフルエンサー(14%)、企業同士のパートナーシップ(9%)でした。「従来」のアフィリエイト型パートナーによる売上の方が他のチャネルよりも多い(ロイヤルティコミュニティといった従来型パートナーによる売上が36%、ロングテール媒体社による売上が10%)一方で、新興チャネルによる売上は増えており、パートナーシップの種類や形式が多様化しているという説を裏付けています。

 

  • 回答者企業の誰もが使っているようなパートナーマネジメントチームや体系といったものは存在していません。

 

  • パートナーシップのマネジメントによく使われているのは、ASPやサードパーティソフトウェアとなっています。パートナーシップはアフィリエイトマーケティングよりも広い範囲に及ぶため、パートナーシップのマネジメントでASPに頼っているとしたマーケターはおよそ半数にとどまっています。パートナーシップのマネジメントにASPを使っていると答えたマーケティングリーダーは、半数よりわずかに多い52%でした。ASPしか使っていないと答えた回答者はそのうち3分の1(全体の17%)でした。トラフィックや売上の測定に、Partnerizeが提供するようなサードパーティのマネジメントソフトウェアを使っているとした回答者は56%で、その3分の1以上(21%)はCPAおよびPay-per-Clickプログラムの管理にソフトウェアのみを利用していると答えています。

 

  • パートナーシップの分野で使用されている用語は長年にわたって変化してきました。調査回答者の大多数(84%)は、アフィリエイトマーケティングという用語をよく知っており、売上の拡大に使う方法をも分かっていると答えています。また、ほとんどの方がアフィリエイトとパートナーシップを関連する分野/キーワードと認識しています。

  • 業界全体で見ると、パートナーシップは、アフィリエイトあるいはアフィリエイトサイトを含む広い範囲にわたる分野であるとの考え方が浸透しつつあるようです。これらには、自らをアフィリエイトサイトと考えていないような、ソーシャルメディアインフルエンサーや従来型のコンテンツ媒体社、他企業とのパートナーシップも含まれています。回答者のおよそ4割(41%)が、設問のマーケティング用語に関する最も一般的な、この認識に同意しています。

パートナー&アフィリエイトマーケティング調査レポートのシリーズ第2回となる明日の投稿では、パートナーチャネルの拡大、重要性、企業の収益に対する貢献度などについて、詳細をみていきます。

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